カーナビは後付けで節税すべし!

カーナビは後付けで節税すべし!

記事作成日 2021/02/13    記事更新日 2023/02/05

本記事では、カーナビの標準装備と後付、費用的にお得なのはどちらか比較しながら説明します。今回は、難しい知識不要で節税対策に活かせる話ですので、ぜひご活用してください。

カーナビは後付けの方がお得

カーナビを取り付ける際、ついつい車両と一体となっているものを購入してしまうという方も多いと思います。しかし、青色申告をしていれば、30万円未満の固定資産を取得した場合、全額損金として費用処理することが可能です(年間300万円まで)。そのため、あえてカーナビと車両をセットでは購入せず、カーナビだけ後で取り付けることにより、カーナビが30万円未満であれば全額当期の損金とすることができ、お得になります。

1.購入時に標準装備した場合

純正ナビであれば車本体との互換性に優れている、後付けの手間が不要というメリットがありますが、純正ナビでなければ機能しない訳ではなく、純正にこだわりたい方以外は、後付けをおすすめします。カーナビやアルミホイール等の付属品を自動車の購入時に標準装備した場合には、自動車本体と一体の資産として考えられます

そのため、新車であれば、車の金額=車両価格+カーナビ代金として、カーナビ代金を含めた金額が6年間に分けて経費化されていきます。また、自動車の取得時に掛かる環境性能割はカーナビ代金を含めた車の金額に対して課税されます

2.後付けで装備した場合(全額損金&自動車取得税を減らせる)

後付で装備した場合にはカーナビは全額損金&自動車取得税(環境性能割)を削減することが可能です。上述のように、30万円未満のカーナビであれば取得時に損金とすることができます。また、車購入時にカーナビを付けた場合、カーナビ代金も含めた購入金額に対して環境性能割がかかってしまいます。この点、後付けにすることでカーナビ分の税金を減らすことが出来ます。

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まとめ

今回は、カーナビ後付けによる節税方法についてご紹介しました。やや細かいテーマですが、簡単に利用できる方法ですので、ぜひご活用下さい。

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